株主優待クロス取引で多用しているSBI証券の一般信用短期売の返済期限が従来の5営業日から15営業日に延長されるお知らせが来てました。
一般信用短期売の返済期限が延長されることで、たしかにSBI証券の言うように、
人気のある株主優待銘柄はすぐに在庫が無くなり、つなぎ売りが出来なくなってしまいますので、余裕を持って早く準備をすることで、株主優待を獲得できるチャンスが広がります。
と、ゲットできるチャンスは広がるかもしれないのですが、結局のところは人気銘柄は期日ギリギリ、もしくは1日フライングでもギリギリだったりするので、むしろ貸株料の日数が増えるからクロス取引コストが上がってしまう懸念が。。。
あとは微妙な銘柄は直前で仕掛けるのか、それとも数日前に仕掛けるのか、人によって思惑がいろいろあると思うので難易度が上がったように思います。
貸株料(金利)が増える
下記のSBI証券のお知らせにあった例で言うと、従来は5営業日(3月22日~3月28日)までの7日間の貸株料を支払えば良かった状態でした。
それが15営業日になるとすると、3月7日~3月28日の22日間の貸株料の支払いが必要となります。
仮に100万円の取引をするとなると、
5営業日:100万円×3.9%×7日÷365日=747円
15営業日:100万円×3.9%×22日÷365日=2,350円
と、1600円くらいの差が出てしまうことになると思います。
株主優待の利回りにもよりますが、1,600円って結構な差だと思うので、クロス取引を実行する日もいつにするのか考えないといけないですね。。
新ルールでの取引は2月13日から
SBI証券での上記新ルールでの一般信用短期売り取引は2月13日19時からです。
2月の株主優待の権利落ち日が2月26日、権利付き最終日が2月23日であることを踏まえると、2月末の銘柄は2月13日がスタートですね。
実際にどんな感じになるのかわかりませんが、2月の優待権利取りする銘柄は早めに決めておいた方が良さそうです。